【14年の経験から伝えたい】Javaってなに?初心者向けにやさしく解説!

こんにちは!私はJavaで14年間開発を続けてきたエンジニアです。
最近、「Javaってよく聞くけど、実際なに?」「プログラミング初心者だけど勉強してみたい!」という声を多く耳にするようになりました。
この記事では、Javaとは何か、どんなことができるのか、どうやって勉強すればいいのかを、初心者の方でもわかるようにやさしく紹介します!
Javaとは?
Javaは開発言語のひとつです。webやソフトウェアやアプリを作るための「道具」とも言えます。
特にJavaは次の特徴があります。
- オブジェクト指向で設計されている
- **「一度書けばどこでも動く」**という優れた汎用性
開発言語とは?
開発言語とは、人間の考えをコンピュータが理解できる形にするための言葉です。Javaはその中でも、世界中で使われている有名な言語のひとつです。
例として
あなたがこう言ったとします:
私、100円持ってます。30円の買い物をしました。いくら残りますか?
人間ならすぐに「70円だね」と答えられますが、コンピュータはこのままでは理解できません。
コンピュータに「計算して」とお願いするには、**開発言語(プログラミング言語)**を使って、こう書く必要があります:
System.out.print(100 - 30);
この命令は、Javaという言語で「100から30を引いて、その結果を表示する」という意味になります。
実行すると、コンピュータは画面に「70」と表示してくれます。
オブジェクト指向とは?
「オブジェクト指向」とは、「もの」を中心に考える設計方法です。
たとえば「車」というオブジェクトには、
「走る」「止まる」などの動作があり、
「色」や「速度」などの情報も含まれています。
このように、もの(=オブジェクト)ごとに考えることで、分かりやすく、再利用もしやすくなるのです。

「一度書けばどこでも動く」とは?
Javaで書いたプログラムは、どのOSでも同じように動くという特徴があります(WindowsでもMacでもLinuxでもOK!)。
これはJavaが **「仮想マシン(JVM)」**という仕組みを使っているからです。環境に依存しないので、ひとつのソースコードでさまざまな場所に展開できるのが強みです。

Javaの応用分野は?
Javaは「業務系」「アプリ系」「組み込み系」など、あらゆる開発分野で使われています。
Web開発
企業の業務システム、ECサイト、SNSなど、ブラウザで動くサービスをJavaで作れます。その中に、オンライン処理、バッチ処理があります。
オンラインとは?
ボタンをクリックしたらすぐ結果が見える、リアルタイム処理のあるシステムです。(例:ログイン画面、商品検索画面の検索機能など)。
バッチとは?
夜中に自動でデータ処理をするような、一括処理・自動処理のプログラムのことです。Javaはこのようなバックエンド処理でもよく使われます。
デスクトップアプリ開発
Javaはパソコンにインストールして使うようなアプリ(会計ソフトや勤怠管理ツールなど)も開発できます。
Androidアプリ開発
Androidスマートフォンのアプリ開発にも、Javaが使われています。
スマホアプリ、スマホゲームを作ってみたい人にもぴったりです!
IoT(Internet of Things)分野
センサーや小型デバイスを使った組み込み系の開発にもJavaは使われています。最近ではRaspberry Piなどの小型端末との連携も話題になっています。
開発ツールについて
Javaを書くには「エディタ(=開発ツール)」が必要です。
おすすめは以下の2つ:
- Visual Studio Code(VScode):軽量で初心者向けます。
- Eclipse:Java開発に強く、企業でもよく使われています。
どちらも無料で使えます!
勉強方法(私のおすすめ)
長年の経験から言える、おすすめの学習スタイルはコレです:
- デスクトップPC+デュアルモニター
- 左のモニターで学習動画を再生
- 右のモニターで開発ツール(Eclipseなど)を起動して、実際にコードを書く
「見る → 試す → 動かす」の流れが、一番理解が深まります。
まとめ
- Javaは**「一度書けばどこでも動く」**人気の開発言語です。
- Web・アプリ・IoTまで幅広い開発に使えます。
- 勉強も環境さえ整えれば今日から始められます!
次回予告!
次回は、Java初心者が最初にやるべき「Hello World」プログラムの作り方を紹介します!
とても簡単で、あなたの最初のJava体験になるはずです。お楽しみに!
お役に立てればうれしいです。