はじめに
『金持ち父さん 貧乏父さん』シリーズを読んでいると、よく出てくるのが キャッシュフロー・クワドラント という考え方です。
これは人々がどのようにお金を稼いでいるかを4つのタイプに分類したもの。
「E象限・S象限・B象限・I象限」を理解することで、自分の働き方や将来の方向性がクリアになります。
今回は、その4つの象限を詳しく解説します。
E象限(Employee:従業員)
- 特徴:企業や組織に雇われて働き、給料という形で収入を得ます。
- メリット:安定した給与、福利厚生、社会的信用です。
- デメリット:収入の上限があり、働かないと収入が止まります。
多くの人がまず入るのがこの象限です。大学を出て会社に就職する、いわゆる「普通の働き方」がここに当たります。
S象限(Self-Employed:自営業・専門職)
- 特徴:自分で仕事をして収入を得ます。(医師、弁護士、フリーランス、個人経営者など)
- メリット:自分の裁量で働ける。収入を伸ばす可能性もあり。
- デメリット:自分が働かなければ収入がゼロになります。
自由度は高いですが、E象限と同じく「自分が動かないと収入が生まれない」という限界があります。
B象限(Business Owner:ビジネスオーナー)
- 特徴:システムや仕組みを作り、他人の力を借りて収入を得ます。(会社の経営者、フランチャイズオーナー)
- メリット:自分が直接働かなくても収入を得ます。
- デメリット:仕組みを作るまでに大きな努力とリスクが必要。
「自分が働かなくてもお金が入る」状態を作れるのが大きな違いです。
I象限(Investor:投資家)
- 特徴:資産を運用し、配当や利息、値上がり益で収入を得る。
- 例:株式投資、不動産投資、ビジネスへの投資。
- メリット:お金が自分の代わりに働いてくれる。究極の不労所得。
- デメリット:リスク管理・金融知識が必要。失敗すれば資産を失う可能性もある。
この象限こそ、著者ロバート・キヨサキが目指す「お金に働かせる」生き方です。
まとめ
キャッシュフロー・クワドラントを知ると、自分の立ち位置を客観的にしります。
- E象限:安定を求める人(今の私)
- S象限:専門性で生きる人
- B象限:仕組みで収入を得る人(勉強中)
- I象限:お金を働かせる人(勉強中)
理想は、EやSからスタートして、徐々に BやIへ移行 すること。
これが「経済的自由」への道筋だと本書では語られています。
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