72の法則とは?初心者にもわかりやすい金融知識
勉強ちゃん
いろいろ勉強
これから、私と一緒に毎週ひとつずつファイナンスの知識を学んでいきましょう。
今週は複利の力です!
複利の力とは、利息や運用益を元本に組み入れて、さらに利益を生み出す仕組みです。
単利と違い、時間が経てば経つほど効果が加速し、資産が雪だるま式に増えていきます。
アルベルト・アインシュタインは「複利は人類最大の発明であり、世界第八の奇跡」とまで語ったと言われています。
つまり、資産形成を考える上で、複利の魔力を理解することは必須なのです。
資産運用を始める前に、まず「単利」と「複利」の違いを理解しておきましょう。
同じ条件でも、複利の方が大きな差を生み出します。
期間が長くなるほど、この差はさらに広がっていきます。
「72の法則」は、投資額が2倍になるまでに必要な年数を簡単に計算できる便利な法則です。
計算式はとてもシンプルです。
72 ÷ 金利(%)= 資産が2倍になるまでの年数
例えば:
このように、利回りが高いほど短期間で資産が倍増していくことがわかります。
複利の効果を最大限に発揮させるには「長期投資」が欠かせません。
短期的に大きな利益を狙うのではなく、コツコツと資産を積み上げることで、やがて大きな違いを生みます。
例えば、毎月一定額を投資信託や株式に積み立てれば、20年後・30年後には想像以上のリターンを得られる可能性があります。
もし「将来の資産形成」を考えているなら、複利の仕組みを理解し、72の法則を活用してみましょう。