勉強ちゃん
『金持ち父さん 貧乏父さん』は、ロバート・キヨサキが幼少期に受けた、2人の“父親”からの異なる金銭教育を通じて学んだ知見をまとめた一冊です。
“貧乏父さん”(実の父)は高学歴で安定を重視しましたが、富は築けていないです。
“金持ち父さん”(友人の父、実業家)は学歴がなくても、資産を構築してお金に働かせる方法を教えました。
今回はこの本の要点を整理しつつ、読後の気付きをブログとしてまとめました。
本書の大まか
- 主人公(著者)には、
高学歴・公務員志向の「貧乏父さん」と、中卒でも起業と投資で成功した「金持ち父さん」という対照的なお金の価値観を持つ二人の父親が登場します。
- 本書のメインテーマは、
「資産を築き、お金を働かせる力を磨くことが豊かへの道」という金融リテラシーの重要性です。
- 特に印象的なのは、
「資産とはお金を生むもの。負債はお金を奪うもの」という定義で、住宅ローンのある自宅は「資産」と見なされることが多いが、実際には「負債」に分類されることが多いという指摘です。
本書で紹介される主な学び
- 「お金のために働くのではなく、お金に働かせる」思考の転換
資産構築を通じて、お金に収入を生ませることが目標です。
- 金融知識の必要性
学校では教えられない「お金の使い方・資産の見極め方」を学ぶます。
- キャッシュフローへの注目と「ラットレース」からの脱却
資産から得られる収入が支出を上回る状態を目指す。雇われて給料に頼る生活(ラットレース)からの脱却が鍵であります。
- 起業家マインドと資産の多様化
ビジネス、不動産、金融商品など、複数の資産を持つことが提唱されます。
- 思考習慣の見直し
恐怖(失敗への不安)や欲望(浪費)に流さなくて、自分の思考をコントロールするのは第一です。
読後感想
- 学校教育だけでは「お金の知識」は身につかない
学校で教わるのは主に知識や技能であり、財務リテラシーは自分で学ばないと身につかない。これは本当に実感します。
- 働きを見直す機会が得られた
「資産」に働かせる視点に切り替えて、就職や貯蓄だけでなく、「自分のスキルや生活」「将来の選択」全体を見つめ直せました。
- 恐怖・欲望の罠に気づけたこと
無意識に欲望に流され、収入が上がると支出も増やす「ライフスタイル・クリーン」の落とし穴に気づき、行動の改善を意識できました。
- 資産を作ることが、人生の自由への鍵
資産から得られる収入が支出を上回れば、時間の自由や選択の自由が手に入る。そのビジョンこそが本書の最大の教えだと感じています。
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職業:Web開発エンジニア
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