金持ち父さん 貧乏父さん】を2回読んで気づいた7つの学び

ロバート・キヨサキの名著『金持ち父さん 貧乏父さん』を2回読み返してみて、自分なりに整理した学びがあります。
単なる読書感想ではなく、日々の生活や働き方に直結する実践的な考え方だと感じました。
今回はその中から特に大事だと思った7つのポイントをまとめます。
1. 「買えない」と言わず「どうしたら買えるか」を考える
多くの人は欲しいものを前にして「高すぎて買えない」と言ってしまいます。
しかしそこで思考を止めるのではなく、「どうしたら買えるか」を考えることが大切です。
👉 もし結局買えなかったとしても、その過程で「工夫する力」や「収入を増やす発想」を得ることができます。
2. 人を変えるのではなく、自分を変える
問題に直面したとき、他人を変えようとしてもほとんど不可能です。
できるのは 自分の考え方や行動を変えること。
- 自分で解決できる問題なら、挑戦することで新しい知識が得られる
- 解決できないなら「受け入れる」か「距離を置く」
このシンプルな姿勢が、無駄なストレスを減らしてくれます。
3. 財務知識を学び「資産と負債」を理解する
本書で繰り返し語られるのが 資産と負債の違い です。
- 資産=お金を生み出すもの
- 負債=お金を奪っていくもの
家計簿をつけて「収入-支出」を数字で把握するだけでも、家庭が黒字か赤字かがはっきりします。これを理解していないと、いくら働いてもお金が貯まらない状態から抜け出せません。
4. お金に働かせる仕組みをつくる
現代は世界中で通貨が刷られ続け、インフレによって貯金の価値は年々目減りしています。
ただ節約するだけでは、資産は実質的に減っていくのです。
👉 だからこそ 投資を学び、資産を持つこと が必要です。
生活防衛資金を確保した上で、お金を「お金を生む仕組み」に流すことが、経済的自由への道につながります。
5. 税金を理解し、会計の基礎を学ぶ
会社員でも、最低限の税知識は必須です。
- どんな支出が節約につながるか
- ふるさと納税のような制度を活用する方法
簿記を学べば数字に強くなり、家計や投資判断にも役立ちます。
6. 仕事以外の学びにも投資する
仕事に必要な知識だけでなく、
- 投資
- 簿記・会計
- 経済の基礎
なども学ぶことで、世界を見る目が広がります。知識が広がれば、チャンスに気づける力も大きくなります。
7. 困難に立ち向かい、小さなタスクに分解する
新しいことに挑戦するとき、多くの人は「難しそうだからやめよう」と思ってしまいます。
しかし、難しいことも 小さなステップに分ければ実行可能 です。
挑戦することで自信がつき、知識や経験も積み上がっていきます。苦難を避けるのではなく、学びのチャンスに変えることが大切です。
まとめ
『金持ち父さん 貧乏父さん』を2回読んで強く感じたのは、お金の稼ぎ方よりも、お金との向き合い方が人生を変える ということです。
- 「買えない」と思考停止せず、「どうすれば買えるか」と考える
- 人を変えるより、自分を変える
- 資産と負債を理解し、お金を働かせる
- 税や会計を学び、学びの幅を広げる
- 困難は小さく分けて乗り越える
これらを意識して日常に取り入れることで、少しずつでも経済的自由に近づいていけると感じました。