【初心者必見】応急資金の重要性|生活費3〜6ヶ月分を備える理由と具体的な作り方
勉強ちゃん
いろいろ勉強
これから、私と一緒に毎週ひとつずつファイナンスの知識を学んでいきましょう。
今週は72の法則です!
「72の法則」とは、資産運用や投資の世界でよく使われる複利計算を簡単に見積もる方法です。
複利とは、利息が元本に加えられ、その合計にまた利息がつく仕組みのこと。
時間が経つにつれて雪だるま式に資産が増えるため、投資において非常に重要な考え方です。
72の法則では、次のシンプルな計算式を使います。
72 ÷ 金利(%) = 元本が2倍になるまでの年数
例えば、年利6%で資産を運用した場合、72 ÷ 6 = 12年です。
つまり、約12年で資産が2倍になるということです。
このように、金利が高いほど短期間で資産は増えていきます。もちろん、利回りが高ければリスクも大きくなるため、注意が必要です。
72の法則はあくまで概算の目安です。
実際には税金や手数料、インフレ率、複利の回数(年1回か月1回かなど)によって結果は変わります。また、株式や投資信託などは利回りが安定しないため、実際にその通りにはならないケースもあります。
「72の法則」は、金融知識の中でも非常にシンプルで実用的なツールです。
資産運用や投資を考えるときに、この法則を頭に入れておくことで、将来のイメージがぐっとつかみやすくなります。