投資を始める前にやるべき貯蓄・資金管理の実践

勉強ちゃん

Day3では、「投資を始める前に守りの仕組みを作ること」を学びました。
そして今日、Day4では、その考え方を実際の行動に移していきます。
資産形成の第一歩は、投資口座を開くことではなく、お金の流れを整理することです。
具体的には、「生活費を正確に把握する」「生活防衛資金を確保する」「口座を目的別に分ける」――この3つを実践していきます。
これが整って初めて、安定した投資が可能になります。


資金管理を始める前にやるべきこと

生活費を把握して支出の流れを明確にする

資金管理の出発点は、「自分が毎月いくら使っているのか」を明確にすることです。
家賃、光熱費、通信費、食費、保険料など、固定費と変動費を分けて記録します。
このとき大切なのは、「最低限の生活に必要なお金」を算出することです。
理想ではなく、実際の生活を維持するために必要なラインを知ることで、生活防衛資金の計算が正確になります。

支出を記録すると、思った以上に「自動で引き落とされているサービス」が多いことに気づくはずです。
まずはその中から、使っていないサブスクや高額な通信契約を見直しましょう。
これをするだけで、毎月の出費が自然に減り、「浮いたお金」を貯蓄や投資に回せるようになります。
生活費の見直し=資産形成のスタートラインです。


生活防衛資金を準備する

生活防衛資金の計算と確保

生活防衛資金とは、予期せぬ事態でも一定期間生活を維持できるための現金です。
この資金を用意することで、投資の際に「市場が下がっても生活には影響しない」という安心感が得られます。
計算方法はシンプルで、「月の最低生活費 × 6ヶ月分」を目安にします。
たとえば、家賃・食費・光熱費などを合計して月20万円であれば、120万円を防衛資金として確保します。

防衛資金はリスクを取らない場所に置くのが鉄則です。
普通預金や定期預金など、すぐに引き出せて価値が変動しない場所が理想です。
また、このお金は“触れない”仕組みを作ることが大切です。
「別口座に移す」「カードを持たない」など、心理的に使いづらくする工夫をしましょう。
これが、投資を始めた後に冷静さを保つ“土台”になります。

口座を分けてお金の流れを仕組み化する

生活・貯蓄・投資の3口座ルールを作る

お金の管理を成功させるには、物理的にお金を分けることが効果的です。
おすすめは、「生活口座」「貯蓄口座」「投資口座」の3つを分ける方法です。

  • 生活口座:家賃、食費、光熱費など、日常の支出専用
  • 貯蓄口座:生活防衛資金と短期目標(旅行・家電購入など)
  • 投資口座:長期的な運用を目的とした資金(積立NISAや個別株)

給与が振り込まれたら、自動振替で3つの口座に分配します。
たとえば、生活口座へ60%、貯蓄口座へ10%、投資口座へ30%という形でも構いません。
こうしておくと、日常支出と投資資金が混ざらず、「投資に手を出しすぎる」ことを防げます。
お金の流れを仕組み化することは、意思の力に頼らず続けるための最強の方法です。


Day4 実践記録

私が実際に行った資金管理と準備

私自身も、Day3で学んだ理論をもとに実際の行動に移しました。
まず、スマートフォン料金や不要なサブスクリプション契約をすべて解約し、
通信費だけで月に約4,000円の節約に成功しました。
さらに、AppleCare+などの保険契約も見直し、月1,700円を削減。
ゲーム関連の課金サービスも停止し、月600円の節約になりました。

次に、自分の家庭の毎月の最低生活費を算出し、
その6ヶ月分を「生活防衛資金」として確保しました。
この金額は、突然の支出にも対応できる安心の基盤です。
そして、今後の資金配分として、
投資口座の1/2を定期積立(積立NISA)1/4を個別株投資
残りの1/4をチャンス資金として待機させる計画を立てました。

実際に数字を出して管理を始めると、
「お金が見える化」され、心の中の不安が大きく減りました。
守りの体制を作ることで、投資に対して前向きな気持ちになれるのです。

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自己紹介
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職業:Web開発エンジニア
こんにちは!
このブログでは、ITのお仕事で学んだ知識や、 日本での生活で学んだ知識を紹介しています。
お役に立てればうれしいです 😊
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